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トエックOJT(現場実習)生募集

 

カウンセリングの理念に基づき、子どもたちの主体性を尊重しながら、自然教育を展開しています。

実習生には、自らのものの見方(教育観や人間観など)について取り組み、学びを深める意欲を求めます。

〈実習先〉

①1990年開園トエック幼児フリースクール 1名

②1998年開校トエック自由な学校 1名

③子どもとのキャンプを中心に活動・自然スクールトエック 2名程度

幼児フリースクールは、20名ほどの子どもたちが、毎日通園してきます。創立以来のスタッフを中心に3人で運営。実習生は、子どもと関わり、スタッフと同様に現場で汗を流しながら、育ちあう関係を築く研修をしてもらいます。子ども達の口にする野菜や味噌・阿波番茶など保存食作りも携わります。

トエック自由な学校には、その理念・主旨に共感した家族の子どもが30名程通学。決められた時間割や教科書もなく自然の中で子どもたちの遊学は生まれていきます。実習生は、スタッフ同様に親御さんと共に学校を創り本来の学びとは何か?を考えたり、自分の教育観・人間観をみつめながら、子どもと関わっていきます。

※自由な学校は不登校児対象ではありません。復学を目的としていません。自宅からの通学生ばかりです・

 

自然スクールトエックでは、夏季実習生(7月~9月)を募集します。週末の子ども対象フリーキャンプや指導者向けのセミナーやカウンセリング学習グループを運営しています。他にも、専属ボランティア(通年・単発でない)のボランティア育成などに携わります。1年間を通しての実習も可能。

【実習生条件】

 

□資格:心身ともに健康な方。できれば社会経験のある方が望ましい。

​□期間:トエック幼児フリースクールおよびトエック自由な学校に関しては3月中下旬より1年間希望の方優先。学期ごとなど長期も可能。要事前面接。

​□休暇:月6日程度。夏季特別休あり。

​□手当:なし。ただし、子どもとの活動中の食事支給。プログラムに関する負担金はありません。希望により、主催のセミナーやワークショップで学ぶことができます。                                  
□住居:支給可能(月に15,000円ほどの家賃がかかる場合あり)。トイレ、バス、洗濯機など一通りあり

□実習内容(概要)
・フリースクール「TOEC幼児フリースクール、自由な学校(小学校)」の運営、理念、スタッフの専門性に関する体験学習。
・フリー(自由な)キャンプ運営、理念、スタッフの専門性に関する体験学習。
・カウンセリング・P.C.A(パーソン・センタード・アプローチ)理念に基づいた    援助的人間関係づくりの態度、習得、他スキル習得。
・農業、地域のお付き合いなど田舎ぐらしの生活体験。
・スタッフのカウンセリンググループ、研修、体験。
・野外生活技術習得(食糧計画、安全管理、カヌー、釣りなど)
・キャンプカウンセラー(徳島県内大学生専属ボランティア)養成
・受付業務、企画、パンフレット作成などアシスタント

※基本的には各実習先にて、業務を行います。

 

□詳細は、ホームページをよく読んでから電話にて

  NPO法人自然スクールトエック 担当:渡辺有紀

    電話:0884-24-9201 水曜定休 10~19時

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​20代 大学生女性 1カ月の夏季研修生

印象に残ったことは?

キャンプのふりかえりの時間が好きでした。

キャンプが終わったら、ふりかえりをする。ふりかえりの終了時間は決まっていない。

全体でのふりかえりの前に個人でふりかえりシートを書く時間は、いつの間にか、そこにいる人たちがキャンプ中の自分にもう一度立ち返りながら今の自分に真剣に向かっていて、少し張りつめている空気感、シーンとしていて安心して自分の世界に入ることができる、心地よい沈黙がありました。

全体でのふりかえりは、全員で円になって座り、一人ずつ今感じていることを話す。誰かが話している時は、場にいる人みんながその人の言葉に耳を澄ましながら言葉に寄り添っている雰囲気や、喜びも怒りも悲しみも全てを出して良い安心感がありました。安心感というのもあったけれど、場にいる人みんなが素直にそのままで居るから、気持ちを隠そうとしてもいつの間にかめくれていたりめくらざるをえなかったりする、ある意味での恐怖感もありました。その恐怖感は、ありのままの自分で居ることやそのままの自分を出すことを積み重ねるといつか安心感に変わるのかな、と思います。

キャンプに限らず日常生活で何かが起こった時、ふりかえることは一人でもできるかもしれない。でもトエックには寄り添って気持ちを聞いてくれる人や気持ちを引き出してくれる人、ありのままの自分で居ようとしている人が居て、そんな人たちと一緒にふりかえりをすると、自分の中でふわふわ浮いている感情はぴったりと自分に落とし込まれ、次の出来事に地に足をつけて向かうことができるように思う。トエックのようなふりかえりの場が増えたらいいなと思うし、自分でもいつかそんな場を作って、そんな場に存在していたい。

自由な場に居ながら何かが勝手に起こることを待っていた自分を感じました。でもトエックの大人たちは自分の中に湧いた感情を人に伝えたり、そこから行動に移したり、安全で安心な自由な場を作るためにお互いつながろうと頻繁にアクションを起こしたりしていました。何もしないで放置することやただ流れに身を任せていることが、こどもも大人も自由な場を生み出しているのではないことを感じました。(文章より抜粋、一部修正)

20代 保育士女性 1泊2日のキャンプに参加

 

印象に残ったことは?

ミーティングが最も心に残っています。これまで私が行ってきた業務連絡のみの会議ではなく、互いのありのままの感情を言葉にすることで新たな自分との出会い、自分自身を解放する感覚を味わえました。子どもの存在はもちろんですが、大人(スタッフ)もありのままを認め合い、なりたい自分に近づける場所と体感することができました。

 また、『自由な空間でやりたい事をやる』ことの難しさを体感しました。普段の慣れた生活ではなかなか体験できない刺激でした。

20代 社会人男性 1ヶ月の夏季研修生

印象に残ったことは?

ふりかえりで、自分の気持ちを話せていない事に気づいた。自分に向き合う、自分を見つめ直すというチャンネルを見つけたことです。この経験を活かしてキャンプはもちろん、自分自身との関わり、自分と他者との関わり方に活かしていきたい。自分の気持ちを見つめ直すことはぼくにとって大きなプレゼントだった。(一部修正)

2017年度 夏季研修生の声

20代 保育士女性 他団体で野外活動のボランティア 2泊3日のキャンプに参加

 

印象に残ったことは?

…それぞれの子どもが、その時やりたい!と思ったことをしている姿は、キラキラしていて、集中力に驚かされると共に、時間や、テーマにとらわれないTOECのキャンプが、とても新鮮に感じました。

大人が仕切るのではなく、大人も子どもも一緒に楽しむというかかわり方に、魅力を感じましたし、普段どれだけ大人の都合で、子どもの気持ちや行動を制限していたか、見つめなおす機会になりました。疑問点や質問にも、丁寧にお答えいただき、ありがとうございました。

20代 大学生女性 他団体で野外活動のボランティア 1ヶ月の夏季研修生

印象に残ったことは?

TOECでは子どもたち、スタッフ、その人その人を信じることを大切にしている。人は誰かに信じてもらえることがどれだけのびやかに生きられる力につながるのか、を知った。スタッフの一人ひとりに、そして全体の雰囲気を通してこのことを大切にしていると思った。それだけでなく、信頼される土壌の上で子どもだけでなくスタッフも自分を表現し成長しようとしている。だから、ここに来た子どもたちや研修生の成長も応援できる。

(一部抜粋・修正)

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